試合記録-2010- #4

  本日は今期2度目の豊明大会.
  もう一つのチームのセッターとセンターを助っ人にBabieはフルメンバーで.
  助っ人セッターをこの夏の全国予選までにどうしても持ち上げたい私.
  いつもは「BabieはBabie」と、勝ちにこだわらない心のバレーをモットーにやっている.
  けれど、暗黙の了解により今日は監督業に徹して、彼女に司令塔を譲った.

  そんな想いが詰まった今日の試合.
  いいものを見せて貰った.
  こんなにも一球入魂ができるチームになっていたなんて.
  皆がセッターを想い、上げる事が、繋ぐ事が、全員バレーが、できていた.

  正直、ギリギリで不利かな、と、今だから言える相手だったけれど、
  途中から「これは勝てる」という確信へ変わった.
  悲しいかな、私が外に居ると、いい意味で力を抜き、
  周囲を考える余裕のあるプレーができるみたい.

  あれが思いやり.
  あれが一球入魂.

  見ていて興奮するゲーム.
  しかもそれが自分のチーム.
  そのボールを私にも下さい、と、ちょっとスネつつ、一人静かに胸がじわっと熱くなった.
  感無量!!
  なんだか、ひな鳥が飛び立つ瞬間を見守る親鳥の気分.


  最近、中学生へのコーチ業を再開した私.
  身体は昔のようには動かないけれど、口出しだけは一丁前にやっているこの5月.
   「遊びのバレーなんてやらない」
   「夢はオリンピック選手をこの手で育てること」
  と、選んでバレーをしていたあの頃の自分が嘘のよう.
  きっかけって、色々なところに落ちていて、それを拾うかどうかは自分次第.

  外に出ても役割がある、と、感じた時に、
  引退を決意し、後任を育てる気持ちに切り替わるんだろうな、なんて、ふと思った.

  モチロン、Babieでは、まだまだ、まだまだ、
  チームが存在限りは上げ続け、自己主張をし続けていきますので、
  引き続き宜しくお願いします、です.