なんだかなぁ...

  愚痴...
  練習でも散々愚痴ったけれど、収まらない.

  本日はクラブカップ愛知予選.
  初戦敗退.
  妥当な結果.
  練習しないチームだから当たり前.
  人材は申し分ない.
  愛知で一番だと思う.
  それでも勝てないのがバレーの難しさであり、楽しさ.

  人に文句を言えるほど準備はできていなかった.
  でも、コート上で「面白くないなぁ」なんて一瞬でも思ってしまった私は
  バレー伝道師を名乗ることが夢なのに、失格.
  その場の空気を変えることも、変えようと努力することもしなかった.

  試合後に、楽しいバレーができなかった、とコメントした際に、
  「バレーの楽しさって何ですか?」
  って、投げやりに、でもストレートに言われ、何とも言えない思いに...

  私自身、二十数年バレーをやってきて
  やっと、最近、真の楽しさが心の底から分かるようになった.
  だからこそ、それを人に伝えたくて、相手がいる限りコートに立ち続けようと思っている.
  伝えようとしていた事が、全く伝わってない.
  指導者として、一緒にコートに立つ人間として、 情けない、の一言.

  なんだかなぁ.
  悔しいけれど、伝わっていないのは、自分の責任.
  ここでフェードアウトしたらただの逃げになるので、
  てっぺんとってから去ろう、と誓った今日の出来事.

  時には、見えていても見ぬ振り.
  自分よりも一回り近く若く、身体的に恵まれ、センスもあるメンバーに、
  実は相当のプレッシャーがあるのは隠しつつ、
  歳が上だから、という理由だけで言いたい事を言える環境に甘えていたのかもしれない.
  我慢、我慢のポジション.

  "期待してないから腹も立たない"
  とは、うちのライターがたま~に発する名言.
  本当にそうなのかもしれない.
  自分に無いものを持つ人は羨ましい.
  自分がそれだけのものを持っていれば…、と、ないものねだりをしてしまう.
  自分は何もせず、ただ、期待をしていただけなのかもしれない.

  期待せずとも繋がりを感じ、高め合いたいと思える.
  そんな、心に余裕のある選手に、人間になりたい.