社会人チームの練習メニューというのは、事前に決められない.
体育館に行って、練習が開始しても、参加者が誰なのか、何人集まるのか、分からない.
それぞれに練習に臨む気持ちの温度も毎回違う.
「今週は仕事で上手くいかなかったから、気分転換をしたい」
「暫く身体を動かせていないから、今日は調整程度にしたい」
「今日は調子良いし、思いっきり動ける気がする」
それぞれの様子をアップをしている最中に見極める.
うちのアップはストレッチ、パス、対人、シート.
シートを一回りした頃には、特にリクエストがない限り、練習メニューを固める.
学校やアフリカでチームを教えていた時ほど、練習内容を熟考していないので、
その精度は当然下がり、大なり小なりの当たり外れもある.
そんな環境の中、昨日は、久々の大当たりの練習だった.
練習メニューの目標をしっかりと掴んで、実践に繋げることができたメンバーが開眼した.
その興奮のまま、コートから居酒屋へと場所を移し、バレー談義に入る.
「文ちゃん、練習の目標をきちんと伝えてよ.
今からもう一回、今日の練習をしたい!
今、言ったこと、きちんとblogに書いといて~」
何を伝えたいのかをはっきりさせることは大切だな、と実感.
私目線の心のノートを認められるよう進むまで.