3にまつわる...エトセトラ


  最近の日課となりつつある、朝ジョグをしながらの頭と心の整理.
  新年度に向けて色々なことが走り出す上に、
  プライベートでもアレンジしないといけないことが重なってしまい、
  わくわくと、焦りが混在.
  あーでもない、こーでもない、と2時間近く走った本日.

  蓋を開ければ、本来のお題の解決には至らず、
  行きついた先は3にまつわる...エトセトラ.

  3月の今月はやたらと3にご縁がある.
  朝ジョグを始めて3か月.
  今の会社で勤続3年.
  バレーと出会ってから丁度、30年.

  「三」と聞くと色々と湧き出すのは日本人の性だろうか.
  協力隊でも、任地で最初の3か月を乗り切れば大丈夫、と言われた.
  新社会人も3か月の壁を乗り越えるのが肝となる.
  恋愛にも倦怠期という魔の3か月目・3年目がある.
  石の上にも三年・三十にして立つ・三人寄れば文殊の知恵・駆けつけ三杯...

  私自身は3が大きな壁で、これを乗り越えられなかったものが数々...
   母に誘われたゴルフの練習は3回行って途絶えた.
   英語の勉強なんて毎回気合を入れて臨むのに3頁以上進まない.
   仕事でも同じ間違いを3回やられると、言っても無駄、と諦める.
   ジム通いも回数券を3回使い切る頃に何かに邪魔をされ継続できない.
  三日坊主とはよく言ったものだ、と、古の人に感心する.
  いや、三つ子の魂百まで、本質は変わらない、変われないのか...

  そんな中、数々の3を克服してきたのが、朝ジョグ.
  早起きは三文の徳の如く、ピリッとした空気で始まる一日は清々しい.
  いつもは喧騒な街も日の出前の時間帯は静まり返り、その中を黙々と走るのは爽快.
  小一時間走ってシャワーを浴び、淹れたてのコーヒー片手に新聞を読む.
  ちょっとした贅沢な朝時間を手に入れた.
  夜も自然と瞼が降りてきて、時間つぶしみたいにPCに向かい合う無駄な時間が激減.

  「走ることは苦痛でしかない」と、3か月前の自分は答えていた.
  それが、今では日々のリズムを刻む大切なファーストステップとなっている.
  食わず嫌いって、本当に損をする、と、朝ジョグを始めることで体感できた.
  拒む前に、否定する前に、一度やってから決めよう、と、心を改めた2017年.
  まだまだ、迷子中のわが人生ではあるけれど、まずは近い未来の目標に向け、
  小さいけれど確実なステップを踏んでいきたい.

  それが次の3に続くと信じて.