It's not fun, but interesting


  4年に一度開催のグラチャンまっただ中.
  バレー=私、のイメージがまだまだあるようで、
  「グラチャン、観てますか~」と、懐かしい人からの連絡.

  慌ててTVをつけると、フルセットにもつれ込んだところ.
  連続のサービスエースであっという間に勝利したので、
  ゲームの中身やチームへの感想はそんなになかったけれど、
  アナウンサーが言っていた、今の監督のセリフに心が留まった.

  「全日本の監督は楽しくない.でも、面白い.」
  何故か瞬時に脳内変換されたのがタイトルの一文.
  言いえて妙.

  そうだった.
  自分って、人生に楽しさとか刺激を求めていない.
  他者と楽しさを共感できないひねくれ者みたいなところもある.
  その代わりに、面白さ・興味深さ -interesting- に魅かれる.
  一途に何かに打ち込む人をサポートすることが好き.

  ここ数年、Coordinatorという肩書を掲げているものの、
  腰掛みたいな中途半端な気持ちが続いている.
  尊敬できる人と働ける贅沢な環境なのに、
  心のどこかに何かが引っ掛かっているようで、
  自分にも他者にも素直になれず、突っ走ることができない.

  そんなときにふと耳にした久美さんのチームへの気持ちと、
  一緒に働きたいな、と、ずっと思っていた人が、
  会社に戻ってきてくれたことが重なった.

  この気持ちを大切に、
  "Working is not fun, but it's interesting!"
  そんな風に胸を張れる仕事をしていきたい.
  じっわっと、そんな気分に浸った.

  今ある感謝の気持ちを忘れずに.