Babie復活 #1 - 2018

  約2年振りのBabieでの試合.
  全ては、守護神Sの出場表明から始まった.
  子育てに奮闘しながら、仕事にも復帰.
  忙しい時間の合間にやりくりをしての練習参加.
  その行動からひしひしと伝わるやる気に、俄然、張り切る私.

  復活戦は、純正メンバー4名・名球の現役2名・久々にゲームに参加の3名、
  加えて、私の心のオアシスでもある新人1名の計10名.
  地道に声を掛けて人数を集めてくれたムードメーカAに感謝.

  久々の試合は、どんな気持ちになるんだろう、と不思議な気分.
  ホイッスルが鳴ったその時の気分は母親.
  プレーがどうのこうのではなく、皆が真剣に試合に臨む姿を見て、
  ただただ、嬉しさを噛み締めるだけ.

  ブランクがあってからの復帰の恐怖は何度も経験している.
  だからこそ、コートに立つ決断をしてくれたママさん2人には、
  日常にはない、ここでしか味わえない時間を思い出してもらいたかった.
  出逢ってから15年になるこのチーム.
  継続する事がこんなにも大変だなんて、あの頃には想像できなかっただけに.

  もう一つの私の今日の大きな目標.
  大型?新人くんに試合デビューと、バレーを楽しんでもらうこと.
  スポーツなんて凡そしたことがない人なのに、
  会う度に声を掛け続け、練習に顔を出してくれたのが、約半年前.
  今日は、女子の大会だったけれど、相手チームにお願いして、
  出場許可をもらって、いざ、参戦!
 
  これまで勝負の世界に身を置き、いろんなチームをみて選手を育ててきたけれど、
  ゲームは死合い. 楽しさは二の次だった.
  でも、彼に対しては、とにかくゲームの楽しさを知ってもらいたい!という想いだけ.
  バレーの楽しさなんて、味わう余裕はないド緊張のデビュー.
  それでも、勝手に感無量なデビュー戦.

  肝心なBabieさんは、まぁ、予想通りというか何というか.
  黄金期のパフォーマンスの半分にも達していないけれど、
  皆が真剣に臨めるものがあるって、改めて素晴らしいな、と心から.

  反省点は、自分自身が動けないのを言い訳に、勝ちに執着しなくなってしまったこと.
  まずは、復帰戦の第一戦.
  ここから積み上げ、勝ちにこだわれるチームになっていければ、と思う.


  最後に、心の中のつぶやきひとつ.
  「2年間、守っといたから!」と出迎えられた5年前.
  今回、生まれて初めてと言っても過言ではない、待つ立場.
  しかも、期限はなく、もう戻ってこないかもしれない、という、目途が立たない時間.
  待った甲斐があった、と同時に、そのコトバの重みを改めて.
  守ってもらってきたこの大切で貴重な場所を、
  これからはもう少し心を込めて守り続けないとな、と今更ながら.

  とにかく、とにかく、ウェルカムバック!な本日の復活戦.
  次は勝ちに行こうね.
  「どーしても負けることが嫌い」な彼女がコートに立ち続ける限り.